行政書士 開業

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試験勉強のポイント-2

過去問はできるだけ回数を繰り返しましょう

これはどんな国家試験の対策でもいわれることですが、行政書士の試験対策の場合も、テキストはサブで、過去問を中心とした学習をすることが大切です。特に「法令科目」についてはそうです。法令科目はやれば必ずできるようになります
私立大学文科系を卒業している方は、大学受験ことを思い出してみてください。科目は英語・国語・社会の3科目。みなさんは世界史や日本史などの社会科科目を得点源にしませんでしたか?社会科の科目はきちんと勉強さえしていれば、必ず高得点を狙えたと思います。行政書士の法令科目もざっくり言ってしまうとそんな感覚なのです。法令科目(再説しますが特に行政法と民法)で点数を稼ぎ、なおかつ一般教養で足切りされないようにして、全体で6割以上の得点を確保すること。それが行政書士の試験対策の王道だと思います。

ただし大学入試の対策と異なるのは、テキスト(教科書)ではなく、問題集(過去問)にウエイトを置いて勉強することが大切です。理由はシンプルで、本試験では過去問をアレンジした出題が多くなされるからです。過去問5年分くらいを一通り解いてみると、出題の文言はかなり変えられているものの、設問の趣旨自体は似通っている問題がたくさんみつかります。それらについて体系化・類推してみることが、イコール出題傾向を感覚的につかむことになります。

テキストでは法令科目の骨子を整理するのが第一目標

あえて順序を逆にしましたが、テキストは法律の骨子と基本概念を理解する上で欠かせません。行政書士の初学者といいますか、そもそも法律を一度も勉強したことのない人(行政書士の合格者にはたくさんいます)が、過去問集のみで法律の骨子を押さえることはできません。また民法とはじめとする法律は、特殊な構造をしていて難解な概念も多いです。それで初めて勉強する人は、第一条から順番に細かく学習していく…。最初はそんな思いにもなってしまうのですが、それは絶対にやってはいけません。それでは学習時間がいくらあっても足りないからです。

テキストは「骨格整理」の学習には欠かせませんし、法律の構造がわかってくると、過去問を解くのもグンと楽になります。しかしテキストで重箱の隅をつつくやり方だけは禁物なのです。
行政書士の勉強は、一般知識も含め、全体で6割以上得点できそうかどうか、見当をつけながら一年間取り組むシミュレーションゲームのようなものです。簡単ではないですが、普段から7割正解できる実力に到達していれば、ほぼ確実に合格できます。
口を酸っぱくして言います。細部まで覚えようとしてはいけません。7割、常に7割すること、そのことだけを意識して勉強してください。

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