行政書士 開業

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分野別戦略の要点-2

「国際業務」は専門性の高い仕事

専門家になるまでは一苦労しますが、そのことが顧客の継続確保につながります。
この分野も今後は、インターネットの活用法に長けた、若手世代のテリトリーになりそうな気がします。在日の外国人の人たちは、インターネットを使って在留資格などビザの変更を行政書士に依頼するケースが増えているからです。国際業務は専門性が高いですし、慎重に進めること特に問われる業務でもあります。依頼をする行政書士が、どの程度までこの業務に精通しているのか、相談の前に予めホームページで見定めておきたいのが、外国人の方の心理なのだと思います。
外国人の人たちは、その国の人たち同士のネットワークを持っているので、ある方のお手伝いをすると、別の人を紹介してくれる場合も多いようです。私は、国際業務こそすべての職業の基本である「信用」で仕事を広げられる分野である思っています。
首都圏・地方エリアを問わず、日本の国際化はこれからも一層進んでいくにちがいありません。将来性も非常に有望な分野です。

「介護・福祉業務」はまだまだ新しい分野

新人行政書士にとってのチャンスは大きいです。
経済の先行きが不透明な時代、また低成長の時代といわれる今の日本でも、介護ビジネスが将来性の高い事業の一つであることはまちがいありません。超高齢化により、介護や福祉の分野の需要は高まるばかりです。団塊の世代が高齢期を迎えるこの先10年後には、今の介護保険事業者の数だけではとてもまかないきれなくなるともいわれています。
そして行政書士のサイドから見ますと、この分野はまだ比較的新しく専門にしている先輩書士いない分野でもあります。また介護ビジネスは全国どこにでもニーズがあることもポイントです。高齢者は、都会にも地方にも存在しているわけですから。また介護・福祉分野の専門家になると、成年後見制度にのっとり高齢者の財産管理のサポートへも業務を広げやすくなります。まだ競合の少ない、これから数年間が狙い目でしょう。

デリケートな配慮も大切な「相続・遺言業務」

人の気持ちになれる方にお薦めします。
この分野での開業の将来性が高いことも、超高齢化社会の問題や、またそうした世代の方々には比較的お金持ちが多いことに関連しています。世知辛い感じもしますがそれも時代です。財産相続の調査や相続財産の名義変更、また遺産分割協議書の作成、遺言書作成などの依頼は今後ますます増えていくことでしょう。親族間のもめ事を心配されて生前に遺言を残すよう相談される方は、それほどお金持ちというわけではない方の間にも現実に増えています。相続関係の業務は、相続に関する法律だけではなく、税金や不動産などの幅広い知識が要求されます。この業務もエキスパートになるまでには一苦労はすると思いますが、そのぶんだけ他の行政書士との差別化もはっきり確立できます
ただしこの業務を決してドライには考えないでください。相続というのはお金や不動産の問題だけではなく、だれが先祖の墓を守るかというようなデリケートな問題も絡んできます。依頼者の方に安心していただけるよう、人助けをする気持ちで取る組める方が望ましいでしょう。

開業準備で必要なことは?