行政書士 開業

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開業を成功させるポイント-2

開業を成功させるポイント-③

エリア戦略を立てる

行政書士は事務所の開業エリアを自由に決めることができます。逆にいいますと、開業を成功させるポイントの3つ目は「エリア戦略」にあります。このことはみなさんがお住まいの地域や開業を考えている地域が、都心部なのか、都市の郊外か、それとももっと小さな街なのかによっても変わってきます。

会社設立や風俗営業許可などの業務で成功するにはやはり、人も労働人口も集中している都市部が有利です。そのかわり都市部には行政書士も集中しています。開業後の競争が大変なことは覚悟をする必要があります。
一方、建築業や相続・遺言、介護・福祉、民事法務の業務は日本全国どこでも発生します。また農地法関係の業務は、地方が圧倒的に多いことは申し上げるまでもないでしょう。地方エリアでは、足でマメに営業することも特に大切です。そのため開業当初の顧開拓には苦労するかもしれません。しかし競合者の少ない(行政書士はいたとしても対象分野が異なるなど)エリアであれば、開業をずっと容易に成功させることができます。

(1)「業務をしぼり込む」、(2)「好きなことを仕事にする」、そして(3)に「エリア戦略を立てる」と続きました。基本はこの3つ、たったそれだけです。しかし新米行政書士さんの中には、この3つとも考え抜いて開業をスタートしている人はほとんどいないように思います。なぜでしょうか?

(1)の「業務をしぼり込む」
これを徹底するのが怖いからです。仕方のない事かもしれませんが、少しでも早く事務所を安定させたい気持ちが先走り、新人さんはついついいろんな業務に手を広げようとします。手掛ける業務が自然に広がっていくのはよいことでしょう。しかしそれは開業から数年を経たベテラン行政書士の話です。開業間もない期間は、怖くても一つか二つの業務に集中して、その分野では誰にも負けない知識や経験を磨くことです。
そうすれば先へつながっていきます。

(2)の「好きなことを仕事にする」
このことは比較的誰もが実践しやすいことですので割愛します。

(3)の「エリア戦略を立てる」
このことも「怖い」という人間心理の働きが、私にはあるような気がします。なぜか行政書士事務所のない地域ではなく、すでに先輩書士が開業しているエリアに事務所を持ちたくなる方が多いのです。しかしそれは逆効果です。行政書士の仕事は、地域のことをよく勉強することで、どんなエリアからでも見つけ出すことができるのです。そしてその場合大切なのは、競合してしまうムダをなるべく避けることです。

開業を成功させるポイント-④

基本的な営業活動を必ず行う

このサイトをご覧のみなさんのなかには「営業は苦手」という方もいらっしゃるかもしれません。しかし開業して事務所を開いても、口を開けて待っているだけでは仕事の依頼は来ません。また営業といっても、行政書士のそれは、何か商品を販売するわけではありません。「行政書士として開業した○○です。何かお手伝いできることがありましたらぜひお声を掛けてください」。
その程度に気楽な気持ちで挨拶をする営業でよいのです。開業当初に、仕事を確保しやすい方法に次のようなものがありますので、記憶にとどめておいてください。

◎事務所から近い企業に直接訪問営業をする
◎自分のテリトリーと決めたエリアに対し、分野・対象を絞ったチラシを作り、駅前で配布をしたり、ポスティングをする
◎事務所のホームページを作成して新規顧客を獲得する。
◎分野、地域を絞ってDM送付をする。

民事法務を専門としようと思っている方なら、駅前で個人の方にチラシを配るなどの動きも大変有効です。あなたの顔のイラストが入ったチラシで、地域の方々にあなたの顔を覚えてもらうのです。最初は少し恥ずかしいかもしれませんが、決して大変なことではありません。行政書士として成功する戦略とはそのように、きちんとやろうと思えば誰でもできることばかりです。

 

分野別戦略の要点-1